比較のポイント
動画や映像制作を行う会社は日本国内にたくさんあります。しかしどこに依頼しても同じというわけではありません。もちろん大きな企業だから高いクオリティーの映像ができ、小さい会社だから安いということもありません。
ここでは動画作成会社・映像制作会社の選び方についてご説明します。
得意分野で選ぶ
動画や映像制作と言ってもテレビCMやセミナー動画、ブライダル映像、リクルート用の動画など様々なジャンルが存在します。それに合わせて映像制作会社にも得意分野が存在します。テレビCM用の映像を多数制作してきた会社であればテレビCMの制作ノウハウが多数あります。またリクルート用の動画制作を主に行っている会社であれば求職者にどのような内容をどのようなストーリーで公開すれば効果的なのかを知っているはずです。
制作会社を選び際は、制作会社の得意分野をしっかりと把握し、お客様が作りたいと思っている映像のジャンルと制作会社を得意としているジャンルが同じ制作会社を選んでください。
制作実績で選ぶ
映像制作を依頼する場合、最も気になるのが映像のクオリティーだと思います。
高いクオリティーの映像を作る上に必要になるのが、技術力や演出力です。そして技術力や演出力を判断できるのがその会社の制作実績です。
ホームページに掲載されている制作実績だけでなく、非公開の制作実績も見せてもらうことで、その会社のクオリティーを判断することができます。
ただし、どんな実績でも良いと言うわけではありません。
制作予算が違ってくると、制作の際に関わる人員はもちろん、撮影機材や撮影方法なども変わってきますので映像のクオリティーに大きな違いが生じてしまいます。またジャンルも同様でジャンルが変わると演出方法も変わってきます。
できるだけ同じジャンルで制作予算も近い実績を見せてもらうようにしてください。
企画力で選ぶ
映像制作を依頼する場合、カッコイイ映像にしたい、派手な動画にしたいなど映像のクオリティーに注意がいきがちです。
しかしそれよりも目的を達成するために「どのようなシナリオやストーリーにするのか」や「どのように配信するのか」「どのくらいの長さの動画にするのか」など映像の中身が重要です。つまり制作会社の企画力が重要となってきます。
カッコイイ映像にはなったけど、何を言いたいのか分からないでは意味がありません。
ターゲットや配信方法なども考慮して、どのような内容にするのかしっかりと企画力してくれる制作会社を選んでください。
提案力で選ぶ
「商品のイメージをアップさせたい」「求職者に当社のアピールをしたい」「商品の取り扱い方法をわかりやすく伝えたい」など映像制作の目的は様々です。
しかしはじめて映像を制作してもらう方にとって目的を達成するためにはどのような映像にすれば良いのか考えることは難しいと感じる方も多いと思います。
そこで大切なのが制作会社の提案力です。お客様の映像制作の目的からその目的を達成するためにどのような映像にすればいいのか最適な提案をしてくれる会社を選びましょう。
担当者で選ぶ
ここで言う担当者とは営業担当ではなくディレクターやプロデューサーと言われる映像制作の指揮をとったりお客様と打ち合わせを行う担当者のことです。
お客様の依頼した映像はこの担当者によって制作が進んでいきます。
制作会社としての経験は豊富でも担当者の経験が不足してしていては良い映像は制作することはできません。
またこちらの要望をそのまま取り入れた結果、何が言いたいのか分からない映像や長すぎて最後まで見てもらえない動画になってしまっては映像制作の目的を達成することはできません。
時にはお客様の提案をはっきりと断ってくれる担当者である必要もあります。
映像制作を依頼する場合は必ず担当者に合わせてもらい、任せられるのか、経験は豊富なのかを判断するようにしましょう。